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ロジャー・テイラー不要論
QUEENは偉大なバンドだ。
バンドも偉大ならメンバーも偉大だ。

ボーカルのフレディ・マーキュリーは言うまでもない。
数多くの名曲を生み出し、歌唱力も抜群で、
キャラ的にも非常にオイシイ、QUEENの顔。

ギターのブライアン・メイはギターヒーローだ。
手作りギターディレイ奏法、ギターオーケストレーション。
QUEENサウンドの要だ。

ベースのジョン・ディーコンも忘れてはいけない。
少ないながらも名曲を生み出し、ベースプレイも手堅い。
QUEENの世界を広げている。

ドラムのロジャー・テイラーは・・・。
あれ?なんかあったかな?
別にロジャーがいなくてもQUEENやっていけたんじゃね?

ロジャーはいらない子だったのか、
それともQUEENに必要な存在だったのか。
QUEENとロジャー・テイラーの関係について考えていきたい。
まず70年代のQUEENとロジャーについて考える。

QUEENはデビュー当時、美形バンドとして扱われていた。
本国イギリスより日本が先に売れたという話は有名だが、
その理由は彼らの王子様的外見と幻想的な音楽にあった。
いわゆる「少女マンガ」的世界に日本の若い女性ファンが食いついたのだ。
僕はリアルタイム世代ではないのだが、
当時のファンの追っかけ話を聞くと、
初期QUEENファンは今で言うバンギャや腐女子のように感じた。
そんな元祖腐女子のハートをがっちり掴んだのがロジャーだ。
デビュー当時のロジャーは本当に美形だった。
イケメンとかカッコいいとかではなく、美形だった。
70年代のクイーン(特に初期)のビジュアルイメージにおいて、
ロジャーは重要な位置を占めていた。
え、フレディ?
モッコリタイツに黒のマニキュアとか、どうなのよ。

では技術面ではどうか。
ハイハットシンバルの踏み方が特徴的だといわれているが、
演奏技術そのものについては否定意見が多いように感じる。
ライブでは勢いがあって聴き応えがあるものの、
スタジオではかなり危うい。
“Now I'm Here”の歌い出しの直前で
ドラムがすっぽり抜け落ちているのがいい例だ。
キャリアを重ねるごとに安定感が増していくのだが、
70年代のドラムは決して良いものではない。

楽曲面にも問題がある。
QUEENはメンバー全員が作曲でき、
ロジャーはデビューアルバムから曲を書いているのだが、
70年代のロジャーの曲は総じてクソなのだ。
聴く者を退屈させようとしているのかと思えるほどつまらない。
ロジャーの曲が入っていなければ更に良い、
というアルバムがかなりある。
その最たる例が「QueenⅡ」だ。
このアルバムはレコードの表が「Side White」、
裏が「Side Black」という構成となっている。
「Side Black」は全曲フレディの作であり、
これぞQUEENと呼べる大傑作だ。
一方、「Side White」はブライアン4曲、ロジャー1曲となっている。
なぜ裏面と対比させて全曲ブライアンにしなかったのか理解できない。
しかもこのロジャーの曲がまた酷い。
コンセプトをぶち壊した曲がクソ曲とは救いようがない。
もっとも、「Side White」自体、名曲揃いというわけではないのだけど。
70年代のロジャーは「クソ曲担当」の地位を不動のものとしていたが、
彼が70年代に作った曲に1つだけ名曲がある。
“Sheer Heart Attack”だ(アルバムのほうじゃないよ)。
ロジャーの曲とは思えないほどカッコいい。
しかし70年代全体で見ればロジャーの曲は総じてクソだ。
“More Of That Jazz”はQUEEN史上最凶最悪の曲だと思う。
え、70年代のロジャーの曲にも聴けるものがある?
でもアルバム内で順位付けしたらロジャーの曲は大抵下位だよね。

ロジャーはボーカルを担当することもある。
初期のロジャーの曲は大抵本人が歌っている。
ブライアンもたまに歌っているが、ロジャーほど出しゃばっていない。
決して下手ではないのだが、あえて彼が歌う必要もない。
もっとも、バックコーラスにおける彼の高い声は、
QUEENの音楽において重要な要素となっている。
「Black Side」や“Bohemian Rhapsody”の鬼気迫るコーラスは
ロジャーなくては成立しないと思う。

以上、70年代のQUEENとロジャーについて考えた結果、
ビジュアル面やコーラス面で貢献しているものの、
トータルで考えればいらない子だったといえる。



次に80年代以降のQUEENとロジャーについて考える。

80年代以降のクイーンには多くの困難があり、
それを乗り越えるにあたって
ロジャーがどのような働きをしたか考えてみることにする。

アルバム「Hot Space」の失敗により、
次作の「Works」で軌道修正を図る必要があった。
「守りに入った」と評される「Works」だが、
先行シングルの“Radio Ga Ga”は80年代らしい
シンセの入ったポップソングだ。
この曲はライブにおいても盛り上がる曲で、
80年代のQUEENの象徴している曲といえる。
この「Radio Ga Ga」を作曲したのがロジャーだ。
70年代の彼からは想像できないが、
この頃から彼は作曲面において頭角を現してくる。

「Works」の頃はメンバーの仲が最悪だった。
解散寸前の状況であったといわれている。
しかし“I Want To Break Free”のPVでは全員女装というバカをやっている。
メンバーの仲が悪くないのだとファンに伝えたかったのかもしれない。
このような暴挙を提案したのはロジャーらしい。

「Works」発売の翌年に開催されたライブエイドでの手応えが
QUEEN解散の危機を救ったといわれているが、
“Radio Ga Ga”のヒットや“I Want To Break Free”のPVも
QUEENの解散を防いだ要因と考えることができる。

「A Kind Of Magic」の頃からQUEENは安定期に入る。
フレディの状態は悪化の一途を辿るのだが、
人気の面は安定したものだった。
その人気を支えたのがロジャーの曲である。
彼の作曲した“A Kind Of Magic”は全世界でヒットした。
「The Miracle」や「Innuendo」では
収録曲がQUEEN名義となっているが、
ロジャー作曲といわれている曲の多くがシングルカットされている。
フレディの遺言と捉えることもできる
“These Are The Days Of Our Lives(輝ける日々) ”はロジャーの曲だ。
フレディ死後に発表されたアルバム「Made In Heaven」(エロゲじゃないよ)の
先行シングルはロジャー作曲の“Heaven For Everyone”だ。
もっとも、この曲はロジャーのソロ活動で生まれた曲なので
純粋なQUEENの曲とはいえないが。

このように、80年代中期以降のロジャーは
作曲面で大きく貢献しており、
QUEENの人気を支えていたといえる。
このことから、80年代のQUEENとロジャーについて考えた結果、
ロジャーはなくてはならない存在だったといえる。



仮にQUEENにロジャーがいなかった場合、バンドはどうなっていたか。
70年代は大して問題なかっただろう。
むしろ「QUEENⅡ」をはじめ、初期アルバムの質が上がっていたかもしれない。
しかし、80年代では「Hot Space」の失敗以降、
人気を取り戻せずメンバーも不仲のままで解散していたかもしれない。
QUEENが偉大なバンドと称されるのも、
現在でも人気が衰えないのも、
ロジャーが後期QUEENを支えていたからではないだろうか。

このように考えると、
ロジャーは決していらない子ではなかったといえる。
僕はずっとロジャーが一番嫌いなメンバーだったが、
今回の考察で考えが変わった。
ロジャー・テイラーはQUEENで四番目に好きなメンバーだよ!

テーマ:洋楽 - ジャンル:音楽

【2009/09/29 23:58 】
音楽日記 | コメント(18) | トラックバック(0)

by 冬待 犬都

ボクはQUEENはあまり、というか全く詳しくないのだけれど、今回の考察はなかなか読みごたえのある面白い考察だね。
如何にQUEENが好きなのかも凄く伝わってくる。

by 順之助

QUEENはThe Whoと並んで大好きなバンドだからやってみた。
マニアックで誰得な考察になっちゃったね。

by heki

初めまして。
『洋楽の歌詞をAAで表現 Queen編』を観た後、飛んできました。

動画でロジャーの曲が少なめである理由が、
この不要論を読んで分かりました。
70年代⇒良く言えば変化球、悪く言えば空気読めない曲。
80年代⇒割といい曲。
という風に思っていましたが、まさか、こんなに酷評されるとは。
70年代はロックンロールに拘りすぎたのが、
いけなかったんでしょうね…。

>マニアックで誰得な考察になっちゃったね。
―“俺得”な考察でした。そして興味深く読む事が出来ました。
それでは、長文失礼しました。

by 順之助

こちらこそ初めまして。

この考察ではロジャーは不要だったのか、
ポンコツで足手まといの糞メンバーだったのか、
という点を考察していますが、
本当に重要なことは、ロジャーを含めた「あの四人」であったからこそ
Queenというバンドが成立していたということです。
仮にロジャーがバンドのアキレス腱だったとしても、
Queenのメンバーであることには変わりはないのです。
ですからこの考察は“誰得”だったわけです。

ポール・ロジャース?誰それ?

by つぁ

ワロタw
確かに超作は作ってないけどコーラスだけでもいてほしいw

by 順之助

いないと困るかなレベルですよね!

by バップ

男の娘好きとしてはロジャー・テイラーが大いに必要だったと感じていますね。自由への旅立ち的な意味で。

by ひろみ

タイトル見て読む気無くしたけど、一応読んだ。すごいトンチンカンチンな考察だね。
筆者の頭の悪さが良くわかりました。

Re: タイトルなし by 順之助

一応読んでいただきありがとうございました。
もっと勉強して更にトンチンカンな考察を試みたいと思います。

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by ひみ

たまたまこのブログを見つけ拝読しました。
クイーンは名前だけは知っていましたが、ひょんなことで深見にハマった者です。
クイーンは4人それぞれ個性を持ち、だからこそ全く違ったイメージの音楽を作りました。違っているからこそ、聴く者を飽きさせないという強みを持っているバンドだと思います。
4人の誰が欠けても今のクイーンはなかったと信じています。
ブログの言い回しは微妙ですが、決して矛盾はしていないと思います。
4年前のブログですが、書いてくださって有難うございます(⌒‐⌒)

by Who are you?

あまりに薄っぺらい考察で大変笑えました!
わざわざ自分のバカさらして恥ずかしくないのかなぁ。

by たく

元々ロジャー嫌いなくせに
変なことかくなや。
専門家みたいに。
特に最後のひと言最悪です。
本当にロジャーがいない方が良かったか知らないけど、あの4人だから良かったんだよと、見て思いました。

by Who are you?

>>コーラス面で貢献しているものの
と言っておきながら個人的な好き嫌いで論じるのはいかがなものでしょうか?

多重録音されたコーラスはQUEENの特色の一つですが、
多くの曲のコーラスで、トップノートが高い音域になる場合は
ロジャー1人の多重録音によりトップノートが歌われています。
コーラス一つとってもロジャーがいなければ
クイーンのコーラスアレンジは成り立たないと言えるでしょう。

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by Who are you?

初めてロジャーのボーカルを聴いたときは、これがクイーンかと思うほどロックバンドそのもので驚きました。
フレディの声はきらびやかでドラマチックで、彼の作る世界がクイーンだと信じ切っていたので、ロジャーのハスキーで男臭い歌声に驚嘆、色気も感じました。

なので、クイーンのアルバムにもっとロジャーのボーカルの曲が混ざっていたら、クイーンというバンドは今の評価とはちょっと角度の異なる立ち位置だったろうなと思います。どっちが良いかとかでなくてね。

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コメント
ボクはQUEENはあまり、というか全く詳しくないのだけれど、今回の考察はなかなか読みごたえのある面白い考察だね。
如何にQUEENが好きなのかも凄く伝わってくる。
【2009/09/30 08:26】
| URL | 冬待 犬都 #-[ 編集] |
QUEENはThe Whoと並んで大好きなバンドだからやってみた。
マニアックで誰得な考察になっちゃったね。
【2009/09/30 09:58】
| URL | 順之助 #-[ 編集] |
初めまして。
『洋楽の歌詞をAAで表現 Queen編』を観た後、飛んできました。

動画でロジャーの曲が少なめである理由が、
この不要論を読んで分かりました。
70年代⇒良く言えば変化球、悪く言えば空気読めない曲。
80年代⇒割といい曲。
という風に思っていましたが、まさか、こんなに酷評されるとは。
70年代はロックンロールに拘りすぎたのが、
いけなかったんでしょうね…。

>マニアックで誰得な考察になっちゃったね。
―“俺得”な考察でした。そして興味深く読む事が出来ました。
それでは、長文失礼しました。
【2010/03/20 21:11】
| URL | heki #lc7bE8lw[ 編集] |
こちらこそ初めまして。

この考察ではロジャーは不要だったのか、
ポンコツで足手まといの糞メンバーだったのか、
という点を考察していますが、
本当に重要なことは、ロジャーを含めた「あの四人」であったからこそ
Queenというバンドが成立していたということです。
仮にロジャーがバンドのアキレス腱だったとしても、
Queenのメンバーであることには変わりはないのです。
ですからこの考察は“誰得”だったわけです。

ポール・ロジャース?誰それ?
【2010/03/23 10:23】
| URL | 順之助 #-[ 編集] |
ワロタw
確かに超作は作ってないけどコーラスだけでもいてほしいw
【2011/08/05 18:08】
| URL | つぁ #-[ 編集] |
いないと困るかなレベルですよね!
【2011/08/05 18:13】
| URL | 順之助 #-[ 編集] |
男の娘好きとしてはロジャー・テイラーが大いに必要だったと感じていますね。自由への旅立ち的な意味で。
【2013/01/26 22:50】
| URL | バップ #-[ 編集] |
タイトル見て読む気無くしたけど、一応読んだ。すごいトンチンカンチンな考察だね。
筆者の頭の悪さが良くわかりました。
【2013/02/06 21:03】
| URL | ひろみ #-[ 編集] |
一応読んでいただきありがとうございました。
もっと勉強して更にトンチンカンな考察を試みたいと思います。
【2013/02/06 21:15】
| URL | 順之助 #-[ 編集] |
このコメントは管理者の承認待ちです
【2013/04/27 20:16】
| | #[ 編集] |
このコメントは管理者の承認待ちです
【2013/05/18 11:39】
| | #[ 編集] |
たまたまこのブログを見つけ拝読しました。
クイーンは名前だけは知っていましたが、ひょんなことで深見にハマった者です。
クイーンは4人それぞれ個性を持ち、だからこそ全く違ったイメージの音楽を作りました。違っているからこそ、聴く者を飽きさせないという強みを持っているバンドだと思います。
4人の誰が欠けても今のクイーンはなかったと信じています。
ブログの言い回しは微妙ですが、決して矛盾はしていないと思います。
4年前のブログですが、書いてくださって有難うございます(⌒‐⌒)
【2013/07/25 22:06】
| URL | ひみ #-[ 編集] |
あまりに薄っぺらい考察で大変笑えました!
わざわざ自分のバカさらして恥ずかしくないのかなぁ。
【2014/01/26 00:15】
| URL | Who are you? #-[ 編集] |
元々ロジャー嫌いなくせに
変なことかくなや。
専門家みたいに。
特に最後のひと言最悪です。
本当にロジャーがいない方が良かったか知らないけど、あの4人だから良かったんだよと、見て思いました。
【2014/03/16 17:00】
| URL | たく #-[ 編集] |
>>コーラス面で貢献しているものの
と言っておきながら個人的な好き嫌いで論じるのはいかがなものでしょうか?

多重録音されたコーラスはQUEENの特色の一つですが、
多くの曲のコーラスで、トップノートが高い音域になる場合は
ロジャー1人の多重録音によりトップノートが歌われています。
コーラス一つとってもロジャーがいなければ
クイーンのコーラスアレンジは成り立たないと言えるでしょう。
【2014/07/18 15:07】
| URL | Who are you? #-[ 編集] |
このコメントは管理者の承認待ちです
【2015/04/27 20:40】
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初めてロジャーのボーカルを聴いたときは、これがクイーンかと思うほどロックバンドそのもので驚きました。
フレディの声はきらびやかでドラマチックで、彼の作る世界がクイーンだと信じ切っていたので、ロジャーのハスキーで男臭い歌声に驚嘆、色気も感じました。

なので、クイーンのアルバムにもっとロジャーのボーカルの曲が混ざっていたら、クイーンというバンドは今の評価とはちょっと角度の異なる立ち位置だったろうなと思います。どっちが良いかとかでなくてね。
【2016/04/05 22:48】
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【2018/11/29 21:08】
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